大好きなクレマチスとかわいい猫たち、趣味の写真がメインの徒然日記です^^


■■■ みんたん闘病記 その3 ■■■

みんたんは、比較的錠剤のお薬を上手に飲んでくれるのですが
それでも喜んで進んで飲んでくれる訳では無いので
飲ませる側に、素早くストレス無く口内の正しい位置に
薬を放り込む技術が必要となります。

たまたまイヤイヤをして首を振ったタイミングが悪く
悪い位置に薬が入ると薬の苦い味が口内に広がってしまい
泡を吹いて苦しみ、結局その刺激でせっかく食べた
消化途中ののカリカリまで全部吐いてしまうという事に…

嘔吐するという事はそれだけでとても苦しく体力も消耗します。
投薬を失敗した時は本当にかわいそうで申し訳無くて落ち込みます。
でも命に係わる今の状況で薬を飲ませ無い訳にはいかないですよね…

投薬の他、食欲廃絶で自力でご飯を食べてくれない場合
強制給餌(流動食をシリンジで口に注入)という選択肢もあるのですが
これがまた悩ましいのです。

みんたんは食欲増進剤により少しはカリカリを食べているのですが
嘔吐も多く体重が減り続けている事から
必要カロリーは摂取できていないと考えられます。
少しでも足しになればと色々な流動食や
チューブに入ったジェル状のエネルギー補給フード等を入手し
少しずつシリンジ等で与えているのですが
かなりイヤイヤが激しいので、膝の間に入れて頭を押さえて
無理やりこじ開けた口の端からシリンジを差し入れて飲ませる作業が
みんたんにとっても私にとっても相当なストレスになっています。

しかも全部とは言いませんが場合によっては飲ませた直後に
結局は吐き戻してしまうという事も少なからずあり
少しばかりのカロリー補給とみんたんのストレスを天秤にかけた場合
どちらに重きを置くべきなのか本当に悩みます。

さらには先日準備した酸素室ですが、なまじ猫ドアなど付けて
出られる事を教えてしまったのを実は後悔していたり…

昨晩、かなり息苦しそうにしていたので酸素室に入れたのですが
またすぐ出ようとしてしまうので
猫ドアを壁側に向けて出られない様にしてみました。
暫くすれば諦めて落ち着いて丸くなるだろうと思い
私自身も酸素室のすぐ横に寄り添って眠る体制でいたのですが
いつまでたっても出口を探して酸素室の中をガサガサ動き回り
透明な壁に顔を押し付けているので
これはまたかえってストレスになってしまうかもと根負けして
結局外に出してしまいました…

みんたんはママっ子なので、私に良く甘えて
ベッドの上にいる時などはグルグル喉を鳴らしながら
寄り添って一緒に寝ています。
その穏やかな時間がみんたんにとって一番幸せな時なのだと思うので
なるべくそういった時間を取ってあげたいです。

投薬にせよ、強制給餌にせよ、酸素室にせよ
みんたんのQ.O.L.(クォリティーオブライフ:生活の質)を第一に
ケアの方法を決めたいと思っているのですが
必至に頑張って嘔吐させては心が折れ
自分が辛いからと止めてしまい後で後悔するのを恐れ
日々刻々心が揺れ動いて乱れています…

最後にちょっとだけ愚痴を言わせて~~~
私のこの迷いや悩みに対し
夫は「俺たちが諦めたらダメなんだから一緒に頑張ろう」
と言ってくれるのですが
自分で投薬する訳でも強制給餌する訳でも
酸素室を作ってくれた訳でも無い夫にそんな事を言われても
素直に「そうだね!」と言えない自分が居ます…
もちろん夫もみんたんを愛して可愛がってくれている事に
違いは無いと解ってはいるのです。
が、どうしても イラッ としてしまう自分がいます… (>_<)







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無題
突然コメントしてごめんなさい、以前は別のネームで別のブログをしていた者です。
クレマチスを育て始めた頃、shimejiさんが憧れで、何度か(数回?)コメントもさせていただきました。
素敵なベランダを拝見して、いつもうっとりしていました。もちろん今もです。。。ときどきブログ拝見してました。
そして猫ちゃんたちとの生活も。。。
わたし自身も、二年前から猫を飼いはじめたものですから。。

私ももともと猫が好きでしたが、主人の反応がいまいちでなかなか飼うことに踏みきれず。。。
でも思い切って飼いはじめ、今は毎日が楽しいです。
今は一匹だけですが、この先どうなるやら。。。
うちの子はショップで出会いましたが、もし二匹目を迎えるなら、今度はお金で買わない出会いを・・と思ったりしています。

前置きが長くなってしまいすみません・・・
ところで、「みんたん」ちゃん、心配ですね。
画像を見て、涙が出そうに・・・
今日は思わずコメントしてしまいました。

猫を飼っている人ならだれでも通る道・・・。
どんな形かはわからないけれど。。。
猫ちゃんも大切な家族・・大切な家族のひとりが病んでいる。。。
いったいどういうふうに看てあげればいいのかしら、悩みますね・・
人も高齢化、動物もおんなじですよね。長生きする幸せもありますが・・・

みんたんが、少しでも苦しまない日々が遅れますように願っています。
優しいshimejiさんといっしょでよかったね。お薬上手に飲めるといいですね。
みんたんを応援しています。
URL 2015/07/24 (Fri) 21:44 編集
菫さん
心のこもったコメントを有難うございます。
永遠の命が有るはずも無く、必ずいつかは通る道なのですが
どこまでケアすべきなのか、正解の無い問題ですよね…
私も日々気持ちが変わって心は千々に乱れています…

上↑の画像は合成写真を作る事が出来る
海外のサイトで作ったものなのですよ^^
本の中の写真がずいぶん前の元気なみんたんで
それを見ている茶白さんはそのサイトの
既製デザインの中の登場人物とでも言いましょうか。
ちょっと紛らわしかったですね。

すっかり更新頻度が落ちて放置プレー気味の
拙blogですが、また時々覗いてやって下さい<(_ _*)>

2015/07/25 (Sat) 01:17
無題
はじめまして、shimejiさん、みんたん。
私も菫さんと同じく、猫好きでshimejiさんのクレマチスブログに憧れてクレマチスを育てているものです。綺麗なお写真と、みんたんやしめたん、小雪姫に、いつも癒しをいただいています。有難うございます。
みんたんの事、とても辛いと思いますが、心より応援しています。
猫にとってのQOL...、私も凄く葛藤した経験があります。うちも1歳の猫がいましたが、病院の酸素室を使った為、みんたんとは異なり大好きな家に帰れず、面会の時間しか会えずに、可哀想なことをしたと思っています。
その分、会社を休んで、出来る限りの時間を使って接しました。食べさせたいのにストレスを与えてしまう…というお気持ち、良くわかります…。治療って、嫌がる事ばかりしなきゃいけないんですよね。でも、私が気持ち負けして立ち止まっている時間はなかったので、とにかく強い気持ちで居よう!と自分に思い聞かせていました。全力でその子に向き合えた事は、今思えば、お互いに幸せな事だったなぁと思っています。この治療でshimejiさんにも後悔が多く残りませんよう、祈っています。今出来る事は迷わずにやって欲しいです(^^)
お腹に少しの時間でもごはんが一度入れば、吸収されている分もあります。みんたん、毎日応援していますよ〜(^ ^)/
リリー 2015/07/29 (Wed) 21:05 編集
リリーさん
こんにちは。コメントありがとうございます^^
リリーさんのお宅の猫ちゃんも酸素室を使ってケアした事があるのですね…
経験者のご意見、とても参考になります。

みんたんが体調を崩す前から、犬・猫飼いの友人達とは
強制給餌等どこまでやるべきかといった話をした事が何度もありましたが
其々色々な考えや意見がありそのどれもが真剣に愛する猫の事を考えての事で
やはり、正解は無いな~と思っていました。
それでも、自分はきっとこうするだろうなという思いはあったのですが
いざ、自分自身が直面するともう時々刻々と気持ちが揺れ動いてしまって…

4年前にくろたんが亡くなった時は、急な病気で本当にあっという間に
亡くなってしまいケアをする事もできなかったので
自分の事として直面するのは今回が初めてなんですよね。

でも、ママの不安を伝える事が一番みんたんにとって良くないと思うので
みんたんの前では務めて平静を装って明るくふるまっています。
このところ、少し状態が落ち着いている様なので
私もあまりオロオロしないで落ち着いて様子を見ています。

クレマチスはすっかり手入れも疎かになってしまって
シーズンオフとは言え見る影もないですが
なんとか枯らさない程度のギリギリのお世話はしているので
来春にまた綺麗な花を咲かせられると良いのですが…

心のこもったコメント・アドバイスをありがとうございました<(_ _)>
※コメントが重複していたので、1つは削除しました。

2015/07/30 (Thu) 18:58
 Plofile
Author : shimeji
猫とクレマチスを愛するワーキング主婦。 東京湾岸・運河沿いのマンションに夫と猫と共に生息。四半世紀ぶりに再開した弓道の稽古にいそしんでいます^^
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にゃんずの紹介

しめたん★長女★サビ

1999年5月、当時の職場近くの路上で弱っているところを保護(推定生後1ヶ月)。我が家のファーストキャットとなりました。本当はもっと甘えたいのに素直になれないツンデレ・クールなしめたんです。2012年に乳腺腫瘍摘出手術を受けました。2016年に再発し再手術。

★2017.10.18 乳腺腫瘍の再発&老衰でお星さまに… 自宅で穏やかな余生を送り、亡くなる当日まで自分でおトイレに行く誇り高きにゃんこでした。

 


みんたん★長男★茶トラ

2001年5月、自宅マンション敷地内で保護(推定生後1週間)。シリンジで3時間毎にミルクを与え、排泄をさせて育てました。優しくて甘えん坊、茶トラらしい天真爛漫な男の子です。

★2015.8.15 肺疾患(確定診断は受けていません)による呼吸不全でお星様に… 辛い治療とQOLについて深く考えさせられました。

 


くろたん★次女★黒猫

2004年11月、外猫ボランティアさんより里親として引き取る(推定1歳半)。FIV陽性で慢性の口内炎を患っていますが、獣医さんと協力して発症しない様に精一杯ケアしています。とっても優しくて甘えん坊。カナリアの様な可愛い声で鳴きます。

★2011.8.18 「急性動脈血栓塞栓症」でお星様に… 今でも大切な家族です。

 


小雪★三女★白猫

2009年6月、自宅近くのホームセンター駐車場で保護(推定5ヶ月)。先天性の重度の難聴と思われますが、日常生活にはまったく問題無く毎日元気に走り回っています。真っ白な体に青い瞳でとても美しい猫ですが、女の子とは思えない暴れん坊将軍w

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