大好きなクレマチスとかわいい猫たち、趣味の写真がメインの徒然日記です^^

     お外に出ると苦しいんだ…

■■■ みんたん闘病記 その5<回想> ■■■

上の写真は8月11日に撮影したものなので
みんたんが亡くなる4日前です。

前回の 闘病記 その4 は7月30日なのでその12日後という事になります。

この間、以下の様な事がありました…

準備した酸素室に自分で入ってくれる様になったと喜んでいたのですが
その後あまり時間を置かずしてもっと大きな収納ケースに引っ越しする事に。

エアコンは常時稼働しているものの、酸素濃縮器の発する熱もあり
体温が40℃近くある生き物が狭い箱に入っていると室内温度が高くなりがちなので
タオルにくるんだアイスノンを酸素室内に入れる様にした事と
みんたんの状態が悪化してすぐに息が上がってしまう為
外から猫ドアを使って酸素室内に戻る時突き当りでクルリと向きを変える事無く
すぐその場で伸びた状態でへたり込んでしまうので
猫ドアが完全に閉まらない(酸素が逃げてしまう)事が多くなってしまったので
最初の酸素室では手狭になったと判断したからです。

同じ収納ケースのもっと大きいサイズのものをホームセンターで購入し
また私が猫ドアや酸素チューブの穴等を造作したのですが
2度目だったので、とてもスムーズに綺麗に出来ました^^

みんたんも新しい大きくなった酸素室にすぐに入ってくれましたが
もうその頃には殆ど酸素室から出られなくなっていました…


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処方されていた制吐剤と食欲増進剤が体に合ったのか
7/26以来嘔吐は一度も無く、一時期食欲も回復しほんの少し体重も増えましたが
それも長くは続きませんでした…

ウィルス性肺炎の治療を開始してから丁度1ヶ月の8月9日の診察で
2週間ぶりにレントゲン撮影したところ肺の白い影はむしろ濃く広がっており
まったく治療の効果は無かったという事が解りました。

この時点で、セカンドオピニオンからウィルス性肺炎の治療をしてもらっていた
担当医からは、もう体に負担が掛かる効果の無い投薬は止めて
緩和ケアに移るべき時であるとの説明を受けました。

でも、どうしてもまだ諦めたく無かった私達は
もう本当に出来る事は無いのか?一縷の望みを捨て切れず
翌8月10日にもとのかかりつけの獣医さんに再度相談に行きました…
(もともと治療に不満があった訳では無かったですしね。)

きっとこの時、先生はほんの少しでも可能性があるならなんでもしたい
という私たちの気持ちに応えようとして下さったのだと思います。
同じ肺炎でもウィルスを原因とするものでは無く真菌を原因とするものだった場合
効く薬が全く違うので、可能性は低いけれども抗真菌薬を試してみますか?
と提案をしてくれました。

そして私たちは藁にも縋る思いで抗真菌薬をみんたんに飲ませるという
選択をしてしまったのでした…



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早いものでみんたんが亡くなってから2週間も経ってしまいました…

8月18日にみんたんの躰をお空に返して来たのですが
奇しくも4年前にくろたんが亡くなった命日でありました。
くろたんが迎えに来てくれて、二人で一緒にお空に帰ったなら
寂しくなかったかな…?

棺の中をお花でいっぱいにしたのですが
真夏のベランダに健気にほんの少しだけ咲いていたクレマチスも
幸せに過ごしたベランダガーデンの思い出に入れてあげました。

このところ少し仕事上の悩み事もあったりして
みんたんが居ればどんなにストレスが溜まっていても
抱っこしてモフモフのお腹に顔を埋めるだけで心が癒されたのに
もうみんたんは居ないんだと思うと辛くて切なくて涙が止まらなくなります…

もちろん日常生活はちゃんと送っているし
先週は毎年楽しみにしている情熱大陸ライブにも行きました。
もう気持ちは落ち着いたと思っていたのですが
今日この記事をupしようと写真を見たりしていたら
やっぱりみんたんが恋しくて…

あんなに暑かった夏だったのに、急に秋の気配が早足でやって来ました。
時間はどんどん目の前を流れて行って
悲しい気持ちも少しずつ流されて薄まって行くのでしょうか…





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病状が思わしくなく、新たな闘病記事をupする気力が湧かないまま
本日16:30頃、私の腕の中で息を引き取りました…

2週間新しい情報が無かったのに、いきなり訃報になってしまい
乱暴な話でゴメンナサイ。

気持ちが落ち着いたら、記録としてこの2週間の事もupしていきたいと思います。

みんたん、大好きだよ!良く頑張ったね。
今はゆっくり眠ってね…





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  みんたん、入りま~す

■■■ みんたん闘病記 その4 ■■■

以前の記事で「そこまでは賢くないだろうな~  ┐( ̄ー ̄)┌ 」
なんて言ってゴメンなさい…

ついに本日、みんたんが自分で酸素室に入るという賢い一面を見せてくれました。
それだけ苦しいのか?という心配もあるので手放しで喜べない部分もあるのですが
好きな時に出入りできて閉じ込められる訳では無いという事と
中に入ると少し呼吸が楽というのを理解してくれたのかな~


        慣れたらわりと快適♪

上の蓋を開けて抱えて入れるのではなく、側面の猫ドアを開けて
ここに入ると呼吸が楽だよ~^^ と一生懸命誘導して
昨日あたりから開けた猫ドアから入って行く様にはなっていたのですが
ついに今日自分自身で猫ドアを押し開けて入ってくれました。

酸素濃縮装置の作動音がけっこううるさいので
↑の写真の様に酸素室と機械の間に大きなスタンド式爪とぎの衝立を置いたり
スケスケだと落ち着かないかもと上に猫ベッドを置いたりしたのも
功を奏したのかもしれません^^


遡る事4日前、26日(日)に4度目の診察をして頂きました。
前回の通院から丁度1週間。
客観的な様子としては、大きな変化は無く横ばいという感じ。
呼吸は相変わらず苦しそうで、2日に1回は嘔吐もしていました。
が、今回体重は3.6kgで先週と変化無し。
このまま下げ止まって少しでも体重が増えてくれると良いのですが…

また、今回はレントゲン撮影はしませんでした。
毎週レントゲン撮影する事がみんたんにとってストレスだと思ったのと
現時点での少々の変化では治療方針に変更は無いとの確認が取れたので
もし少し肺の影が減っていたとしても
私達が少しホッとするだけの意味しかないと考えたからです。

持続性の抗生剤が切れるタイミングだったので、抗生剤の注射をしてもらい
まだ嘔吐が見られたので、獣医さんに相談して今飲ませている薬と
一緒に飲ませても問題が無い吐き気止めの薬を出してもらいました。

この吐き気止めの薬がみんたんの体質に合ったのか
飲ませ始めてから今日まで、まる5日一度も吐いていません!
そこそこカリカリは食べており、診察時体重も減っていなかったので
みんたんにとって辛い強制給餌も今はストップしています。
昨日は良いうんちも確認できました^^

胸を大きく上下させて苦しそうな呼吸をしているのは変わり無いのですが
取り敢えず食欲廃絶、繰り返し嘔吐の状態からは脱した様に見えるので
なんとか体力を回復して呼吸の状態も改善します様に…



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■■■ みんたん闘病記 その3 ■■■

みんたんは、比較的錠剤のお薬を上手に飲んでくれるのですが
それでも喜んで進んで飲んでくれる訳では無いので
飲ませる側に、素早くストレス無く口内の正しい位置に
薬を放り込む技術が必要となります。

たまたまイヤイヤをして首を振ったタイミングが悪く
悪い位置に薬が入ると薬の苦い味が口内に広がってしまい
泡を吹いて苦しみ、結局その刺激でせっかく食べた
消化途中ののカリカリまで全部吐いてしまうという事に…

嘔吐するという事はそれだけでとても苦しく体力も消耗します。
投薬を失敗した時は本当にかわいそうで申し訳無くて落ち込みます。
でも命に係わる今の状況で薬を飲ませ無い訳にはいかないですよね…

投薬の他、食欲廃絶で自力でご飯を食べてくれない場合
強制給餌(流動食をシリンジで口に注入)という選択肢もあるのですが
これがまた悩ましいのです。

みんたんは食欲増進剤により少しはカリカリを食べているのですが
嘔吐も多く体重が減り続けている事から
必要カロリーは摂取できていないと考えられます。
少しでも足しになればと色々な流動食や
チューブに入ったジェル状のエネルギー補給フード等を入手し
少しずつシリンジ等で与えているのですが
かなりイヤイヤが激しいので、膝の間に入れて頭を押さえて
無理やりこじ開けた口の端からシリンジを差し入れて飲ませる作業が
みんたんにとっても私にとっても相当なストレスになっています。

しかも全部とは言いませんが場合によっては飲ませた直後に
結局は吐き戻してしまうという事も少なからずあり
少しばかりのカロリー補給とみんたんのストレスを天秤にかけた場合
どちらに重きを置くべきなのか本当に悩みます。

さらには先日準備した酸素室ですが、なまじ猫ドアなど付けて
出られる事を教えてしまったのを実は後悔していたり…

昨晩、かなり息苦しそうにしていたので酸素室に入れたのですが
またすぐ出ようとしてしまうので
猫ドアを壁側に向けて出られない様にしてみました。
暫くすれば諦めて落ち着いて丸くなるだろうと思い
私自身も酸素室のすぐ横に寄り添って眠る体制でいたのですが
いつまでたっても出口を探して酸素室の中をガサガサ動き回り
透明な壁に顔を押し付けているので
これはまたかえってストレスになってしまうかもと根負けして
結局外に出してしまいました…

みんたんはママっ子なので、私に良く甘えて
ベッドの上にいる時などはグルグル喉を鳴らしながら
寄り添って一緒に寝ています。
その穏やかな時間がみんたんにとって一番幸せな時なのだと思うので
なるべくそういった時間を取ってあげたいです。

投薬にせよ、強制給餌にせよ、酸素室にせよ
みんたんのQ.O.L.(クォリティーオブライフ:生活の質)を第一に
ケアの方法を決めたいと思っているのですが
必至に頑張って嘔吐させては心が折れ
自分が辛いからと止めてしまい後で後悔するのを恐れ
日々刻々心が揺れ動いて乱れています…

最後にちょっとだけ愚痴を言わせて~~~
私のこの迷いや悩みに対し
夫は「俺たちが諦めたらダメなんだから一緒に頑張ろう」
と言ってくれるのですが
自分で投薬する訳でも強制給餌する訳でも
酸素室を作ってくれた訳でも無い夫にそんな事を言われても
素直に「そうだね!」と言えない自分が居ます…
もちろん夫もみんたんを愛して可愛がってくれている事に
違いは無いと解ってはいるのです。
が、どうしても イラッ としてしまう自分がいます… (>_<)







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Author : shimeji
猫とクレマチスを愛するワーキング主婦。 東京湾岸・運河沿いのマンションに夫と猫と共に生息。四半世紀ぶりに再開した弓道の稽古にいそしんでいます^^
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にゃんずの紹介

しめたん★長女★サビ

1999年5月、当時の職場近くの路上で弱っているところを保護(推定生後1ヶ月)。我が家のファーストキャットとなりました。本当はもっと甘えたいのに素直になれないツンデレ・クールなしめたんです。2012年に乳腺腫瘍摘出手術を受けました。2016年に再発し再手術。

★2017.10.18 乳腺腫瘍の再発&老衰でお星さまに… 自宅で穏やかな余生を送り、亡くなる当日まで自分でおトイレに行く誇り高きにゃんこでした。

 


みんたん★長男★茶トラ

2001年5月、自宅マンション敷地内で保護(推定生後1週間)。シリンジで3時間毎にミルクを与え、排泄をさせて育てました。優しくて甘えん坊、茶トラらしい天真爛漫な男の子です。

★2015.8.15 肺疾患(確定診断は受けていません)による呼吸不全でお星様に… 辛い治療とQOLについて深く考えさせられました。

 


くろたん★次女★黒猫

2004年11月、外猫ボランティアさんより里親として引き取る(推定1歳半)。FIV陽性で慢性の口内炎を患っていますが、獣医さんと協力して発症しない様に精一杯ケアしています。とっても優しくて甘えん坊。カナリアの様な可愛い声で鳴きます。

★2011.8.18 「急性動脈血栓塞栓症」でお星様に… 今でも大切な家族です。

 


小雪★三女★白猫

2009年6月、自宅近くのホームセンター駐車場で保護(推定5ヶ月)。先天性の重度の難聴と思われますが、日常生活にはまったく問題無く毎日元気に走り回っています。真っ白な体に青い瞳でとても美しい猫ですが、女の子とは思えない暴れん坊将軍w

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